サッカー

"湘南スタイル"を打ち消す、徹底したショートパス

6得点、クリーンシートという最高の結果を手にした清水。

得失点差を減らすことに成功し、勝ち点3を獲得したが何より嬉しかったのが自分たちのペースでゲームを支配することが出来た。

そうした展開をもたらしたのは、篠田監督の徹底した『ショートパス』の意識だった。

湘南の特徴のハイプレスを回避したポゼッション

この試合、清水は53%の支配率を記録した。

清水は支配率が低い試合のほうが勝率が高いのだがこの試合では支配率が結果に大きく影響した。

湘南は【湘南スタイル】と呼ばれるハイプレスを仕掛け、球際に厳しく寄せ、相手に走り勝つサッカーを掲げる。

篠田監督はこの【湘南スタイル】をポゼッションで消すことをチームに求めた。

相手がボールに対し速く、強く来るならば一人一人の持つ時間を短くし、常に相手が寄せてくる前にボールを動かすことにした。

序盤こそリスクを恐れロングボールを蹴るシーンがあり、前向きの守備に強い湘南に拾われ攻め込まれるシーンが続いたが、20分以降は徐々に選手の距離感が良くなりショートパスで湘南のプレスを剥がせるようになる。

ハイプレスは奪えなかったときに相手にスペースを与えてしまう。

エウシーニョによる先制点もショートパスで相手のプレスを剥がしたことで、一気に敵陣に攻め込むことが出来た。

ファンソッコ⇒エウシーニョ⇒ファンソッコ

ファンソッコ⇒六平

六平⇒エウシーニョ⇒金子

金子⇒エウシーニョというリズムの良いダイレクトを入れたパス交換で湘南の5人の選手のプレスを回避したのだ。

ヘナトに代わり、スクランブル的な出場になった六平だったがスムーズにゲームに入ってくれたことも大きい。

技術的、判断能力、守備対応には改善の余地があるがボールを受ける場所、サポートのスピードなどは良いものを持っていると思うので、次節も期待したい。

プレスからの逃げ口としてドウグラスを使う

しかし、全てのプレスを上手く剥がすことは難しい。

そこでドウグラスを使うことによりプレス回避したシーンも多くあった。

清水の3点目、河井のゴールシーンの少し前、43分30秒の場面。

自陣の右サイドでエウシーニョからボールを受けたファンソッコは湘南の山崎、野田のプレッシャーを受けていたためロングボールをドウグラスに蹴った。

ドウグラスは大野に厳しく当たられながらもターンをし一気にチャンスに。

結果的にドウグラスが打ったミドルのこぼれから得点が生まれのだが、ロングボールを効果的に意図を持って使うことが出来たらチャンスになる。

ショートパスをしっかり徹底したことで湘南が奪いに前に来て、ドウグラスへのロングボールが活きたシーンだった。



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