サッカー

ヘナト・アウグストが見せる『仕留める守備』

前節の0-8からの切り替えが求められた、昨日の川崎フロンターレ戦。

結果は2-2。価値ある勝ち点1と言うか、落とした勝ち点2と言うかはみなさんに任せよう。

昨日の川崎フロンターレ戦で相手への脅威となっていたのがボランチの一角を務めるヘナト・アウグストだ。

鋭い出足と圧倒的な空中戦で、守備の時間が大半を占めたエスパルスを支えた。

そしてチームにとって逆転弾となる2点目も決めた。

なぜ来日1年足らずのブラジル人MFが清水の心臓になれたのか。

僕の考察という点から語りたい。

ヘナトのなにがすごいの?という方に読んでいただきたい。

清水に欠けていた『奪える』ボランチ

僕の記憶の中でヘナトのように守備力の高いボランチは、現山形の本田拓也以来だと感じている。

それほど清水にとって守備力の高いボランチは長年探し求めていた選手だった。

このポジションは昨シーズン河井と竹内が務めていた。

しかし、この二人はお世辞にも守備力が高いとは言えない。

基本的には周りと連動しつつスペースを消して守るが、ドリブルなどでデュエルに持ちこまれると、突破されることは少なくなかった。

その点ヘナトは組織で守りつつ、デュエルでも負けない。

守るだけでなく、『奪える』ボランチなのだ。

奪うための『予測』と『迫力』

ではなぜヘナトはボールを奪えるのか。

それは彼が常に『予測』をしているからだ。

ヘナトは基本的にDFラインの前で待ち構え、奪えると思ったタイミングでボールホルダーにアタックする。

そのタイミングの良さこそが彼の持つ、ボール奪取能力の特徴だ。

相手の動き、味方の動き、ボールの動きを見つつ、狙いを自分の中で定め、パスを受ける相手選手がトラップする瞬間やターンした瞬間に襲い掛かる。

その時の『迫力』も彼の持つ能力だ。

人間は視覚的に後ろからくる相手を察知することは難しい。

それをスピードを持ってやられるとどうしてもあたふたする。

相手の死角から伸びる足

ヘナトは185㎝という恵まれた体格と身体能力を生かした守備をする。

日本人選手が南米やアフリカのチームと戦った時に必ず言うことがある。

『足が出てくる』

日本人の感覚では『抜いた』と思っていても、彼らからすると『抜かれてはいない』ということなのだ。

これはJリーグではなかなか感じない部分だと思う。

ヘナトも同様に抜かれそうになったとしても、最後の最後に足を出すことができる。

体格と身体能力を無駄にすることなく能力の掛け算を行える。

相手からするとまさに死角からボールに伸びてくるという足という感じだろう。

攻守に貢献する高さ

先ほど述べたようにヘナトは185㎝の高さがある。

これは清水にとって大きな盾にも矛にもなる。

守備時にはクロスボールを跳ね返し、攻撃時はパワーヘッダーとしての側面を持つ。

とりわけ清水にとって最もありがたいのが相手のロングボールに対し、DFラインの前で跳ね返すことが出来ることだ。

ロングボールがボランチの部分で拾えると、チームとしてはカウンターに繋げやすい。

ドウグラス同様、ヘナトは空中戦でほとんど負けることがない

エスパルスはゲームプランを考えても、残り試合で相手にボールを握られる時間が多いことが予想される。

またリード時にもブロックを形成し、引いて守ることがあるだろう。

そういった展開こそ、ヘナトのヘディング能力の高さを感じることが出来るだろう。



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