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なぜ4-4-2なのか?
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4-4-2のメリットは?
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4-4-2で活きる選手は?
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なぜ4-2-3-1ではなく、4-4-2なのか?
まずはなぜ4-4-2なのかという疑問に対してだが、簡単に言うと『北川が移籍したから』。
篠田監督が4-2-3-1を採用した理由は大きく分けて2つあるが2つとも機能しているとは言いづらい。
清水における4-4-2のメリット
現在の清水のチームの特徴として、まずはしっかりとした守備から入ること。
各選手がスペースにバランス良く立ち、4-4-2の3つのブロックを作り、相手の攻撃に対してセットする。
ボールを奪うとトップ、トップ下、サイドハーフの4人が走り出しカウンターを仕掛けるというものだ。
守備時は結局4-4-2のような形になるため守備においては4-4-2でも4-2-3-1でも大きな変化はないだろう。
問題は4-2-3-1の攻撃が機能していないところだ。
トップ下の河井はパサーではあるがアタッカーではない。体も小さく、スピードがあるわけでもない。
しかし、川崎戦では2トップ気味に前に張る河井にDFからロングボールやスルーパスが出ていた。
当然リーグ屈指のCB谷口に競り勝てるはずもない。
つまり北川ありきのような戦術のようで、河井の良さはほとんど消えている。
それならば4-4-2にして、よりスピードがあり攻撃的な選手を前に置いた方が良いと思ったのだ。
2016年の4-4-2の再現
今の1トップ ドウグラスはボールを受けても、周りにサポートがおらず『孤立』しているように見える。
それでも強靭な肉体でボールを収め、味方に繋いでくれているがあまりにも負担が大きすぎる。
だから4-4-2でドウグラスのサポート役が欲しい。
そしてドウグラスの相棒に良いと思うのが金子翔太と滝裕太の2選手だ。
彼らは小柄だがスピードがあり、ドリブル突破することもできる。
僕のイメージは2016年J2時代の2トップの関係性だ。
注目してほしいのが2トップ。本来は現大宮の大前がテセの相棒だったが、負傷により金子にチャンスが巡ってくるとこのシステムが機能。
金子は常にテセの近くを衛星のように動き、テセが競り合ったボールを拾ったりと良い関係性が築き上げられた。
3年が経ちテセの場所にはドウグラスが入っているがシステムを同じ4-4-2にし、テセとの関係性と同様のことが出来るのではないかと考えた。
つまり当時、衛星の役割を担っていた金子。そして今季結果を出し始めた滝もその役割をこなせると思っている。
という言わば、妄想のようなものだが今の戦い方をするならば試してみても面白い気がする。
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